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●油脂合成・精製・蒸留は、株式会社八代(ヤシロ)にお任せください。



油脂とは…

  グリセリンと高級脂肪酸との間で生じたエステルの称号。

  常温で固形をなす脂肪と液状をなす脂肪油とに分かれます。
  自然界に広く分布。

  例)ヘッド、ラード、大豆油、菜種油、オリーブ油等。



天然トコフェロール

  ビタミンEの名で親しまれ植物油中に存在します。

  天然トコフェロールは植物油より抽出されたトコフェロールを精製濃縮したものです。

  用途: 酸化防止剤としての効果があり毒性がないため食用油脂等に多く使用されています。
       また、化粧品の原料としても種々の製品に使用されています。

       近年、EPA・DHAが脚光をあびていますが両者とも多くの二重結合を有しているため、
       酸化されやすく、トコフェロールを添加することで酸化を防止します。



天然トコトリエノール

  ビタミンEの同族体には、トコフェロールとトコトリエノールがあります。

  トコフェロール、トコトリエノール共に、α・β・γ・δの4種類がありますから、
  ビタミンEには8種類の同族体があることになります。

  トコトリエノールはトコフェロール分子と比較すると側鎖に二重結合がある程度で
  非常によく似た構造をしていますが、生体内における抗酸化力がトコフェロールよりも強いため、
  「スーパービタミンE」とも呼ばれています。

  トコフェロールは主に大豆油から、
  トコトリエノールは主に米ぬか油またはパーム油から抽出されます。

  トコトリエノールは主に健康食品などに使用されています。



植物性ステロール

  植物性ステロールは大豆油・なたね油等の植物油中に遊離および
  脂肪酸エステルの形で含まれており、フェトステロールと呼ばれています。

  植物油より抽出された植物性ステロールとしては、β-シトステロール、カンペステロール、
  ステグマステロール等がよく知られております。

  コレステロールの吸収を抑え、血中のコレステロール値を下げる機能があると言われています。

  食品添加物(乳化剤)として使われている他、医薬品として生成されたものは
  高脂血症の治療にも使用されています。



高純度リノール酸

  リノール酸はアラキドン酸の前駆物質であり、生理的に重要な不飽和脂肪酸で天然には、
  高純度物は存在しません。特殊な技術で分離・精製します。



高純度不飽和脂肪酸

  EPA・DHAに代表される多くの生理機能がありますが、
  中でも関心の高いものは血中コレステロール値の低下作用であり、
  血中コレステロール値が高くなれば動脈硬化疾患等に悪影響を与えることが明らかにされています。

  高純度不飽和脂肪酸を含む油脂の摂取がコレステロールを低下させることで注目されています。



脂肪酸トリグリセライド

  種々の脂肪酸を原料としたトリグリセライドが商品化されています。

  医薬品への応用としては、炭素数10前後の中鎖飽和脂肪酸のトリグリセライドが
  使用されることが多くあります。

  植物油のように二重結合を持たないため、酸化安定性に優れ、
  消化吸収性に優れた生理学的特性を持っています。

  これらの特性を生かし医薬品、特殊食品などに使用されています。

  化粧品への応用は低粘度、低凝固点、低表面張力、良展延性という
  特徴を生かした原料として使用されています。



脂肪酸モノエステル(多価アルコール)

  脂肪酸と多価アルコールのエステルで種々のものが合成されています。

  その中で食品用として使用されているのは種々の脂肪酸とアルコール(グリセリン・
  プロピレングリコール・ショ糖・ソルビトールなど)とのモノエステルが製造されています。

  また、乳化剤としても用いられます。



各種脂肪酸

  脂肪酸の医薬品への応用としては抗菌作用があげられます。

  炭素数6〜10の脂肪酸は低いpHでの活性が大きく12〜14の脂肪酸は
  高いpHでの活性が大きいとされています。

  不飽和脂肪酸はpHの影響を受けず高い抗菌作用を示しています。

  脂肪酸の化粧品への応用としては、クリーム類の油性原料や乳化剤などがあります。

  脂肪酸の配合、組成の違いでクリーム類の油性成分としては使用感が左右され
  乳化剤としてはHLBが左右されます。

  その他過脂肪剤、柔軟剤、皮膚面を洗浄にするための溶剤・クリームの光沢剤など
  多数の用途があります。



蒸留脂肪酸

  天然油脂を原料として得られる蒸留脂肪酸は種々の塗料・印刷インキ等および
  石鹸の安価な原料として使用されています。



脂肪酸エステル

  脂肪酸エステルは種々の脂肪酸とアルコールから合成し精製されており、
  それぞれ特有の性質や使用感をもっています。

  特に側鎖をもったアルコールのエステルは加水分解や酸化に安定で粘性が低く、
  展延性に優れています。

  今後、まだまだ開発され種々の用途に使用される可能性があります。



植物性工業油脂

  天然油脂より製造されるので種々の脂肪酸組成のものがあり塗料・石鹸・潤滑油などの
  原料として使用され沸点も高く安定なものであります。



工業用洗剤

  無機の洗浄剤及び助剤と有機の界面活性剤とを組み合わせて用途に応じた種々の洗剤が
  製造されています。



界面活性剤

  界面活性剤の分子構成は2つの部分から成り立っており、
  1つは油には溶けるが水には溶け難い親油性部分と、
  もう1つは水には溶けるが油には溶け難い親水性部分であります。

  親油性部分は油脂や石油から合成され親油性、疎水性に関する部分であり、
  親水性部分は水酸基、カルボキシル基、スルホン基、エーテル基などが代表的なものであります。

  界面活性剤を液体や溶液にわずかに添加することで、界面エネルギーが変化し、
  浸透、湿潤、乳化、分散、洗浄、起泡、潤滑など溶液の性能が変化します。

  この性質を利用して繊維工業、製紙工業、合成樹脂工業、医薬品、化粧品、金属工業、
  クリーニング、石油化学、塗料インキ、皮革工業、殺菌洗浄剤、食品工業など
  あらゆる産業に使用されています。